キャッシュレス決済について

キャッシュレス決済について調べました。

 

キャッシュレスとは

キャッシュレスとは、現金を使用せずアプリなどを利用して決済できる仕組みのことです。昔からあるキャッシュレスの例えだとデビットカードやクレジットカードですが、昨今ではより手軽な手段としてスマホアプリによる決済機能が登場しました。

 

ICカード

接触型の決済機能で、専用の読み取り機器にかざすだけで決済を行ってくれるシステムです。こちらも非常に便利なのですが、欠点として専用の読み取り端末を用意する必要があります。QRと異なり、端末代がウン十万したりするので導入が結構難しいです。

 

QRコード

QRコードという特殊なバーコードを生成・または読み取り、必要な金額を決済する機能です。QRコードは非接触機能と異なり専用の媒体の導入が不要なため非常に安価に運用・導入できる点がウリです。

 

キャッシュレスの種類

Paypay

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Pay Pay株式会社のキャッシュレスアプリであり、決済は主にQRコード決済です。

キャッシュレス界隈では群を抜いて1位の利用率です。宮川大輔さんもPRされている100億キャンペーンなどが有名ですね。

 

PayPayではプログラミング言語としてJava, Scala Python Goなどの言語が関連しています。しかしメインとしてはJava + Spring Bootを用いて実装されています。


LINE Pay

 

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LINE Payもキャッシュレスアプリとして人気が高いです。

プログラミング言語Java + Spring Frameworkです。


d払い

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NTTドコモが提供するQRコードの決済アプリです。

こちらはプログラミング言語がわかりませんでした。

Origami Pay

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Origamiが提供する老舗のキャッシュレスアプリです。

2020年1月23日にメルカリに買収されて完全子会社化しましたね。今後も統合に動くのでしょうか。。。

以前はiBeaconというApple社商標の技術で、位置情報の機能として利用できる一方近距離無線を利用して決済ができました。

現在ではこの技術はOrigamiでは使わなくなり、QRコードへ完全移行しました。

プログラミング言語:Go(Golang)

 


au Pay

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KDDI社が提供するアプリです。

ほかのキャッシュレスアプリとすると2019年4月と結構後発組です。

プログラミング言語はわかりませんでした。


メルペイ

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メルペイはメルカリが提供するアプリです。

プログラミング言語はGo(Golang)を利用しており、プラットフォームはGCPなどです。

 

FamiPay

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Family Martが提供するアプリです。

プログラミング言語は分かりませんでした。

7Pay

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皆さんご存じの7Payですが、こちらはすでにサービス停止しております。。。

技術を知らないSESのおっさんたちが作ったのでしょうか。。。このアプリはIT業界における反面教師として非常に優秀なモデルケースとなっています。

絶対にこのプロジェクトと同じ過ちは起こすまいと肝に銘じる必要があります。

プログラミング言語はわかりませんでした。


今後のキャッシュレスの方向性

キャッシュレスは政府としてもキャッシュレス還元など推し進めており今後もさらに需要を伸ばしていくことになると思います。

しかし日本ではすぐに定着するとは言えず、というのもこれらのアプリの多様化が一因にあるとは思います。以下の記事を拝見しても日本のキャッシュレス化は遅れています。

 

多様化する「キャッシュレス決済」は今後どうなっていく? 10年後の「お金」を考える

https://www.lifehacker.jp/2018/09/cashless-10th.html

 

便利なキャッシュレスアプリはどんどん増えていますが、A店ではPayPayが使えるけどB店ではLINE Payしか使えないなど結構不便です。アプリが統合されない限り全体への浸透は時間が掛かりそうです。

スウェーデンのように政府主導で特定の製品を推し進めてほしいですが、民営化による競争やそれぞれの思惑などもあり中々難しいのだろうと思います。

ただデメリットとも言い辛く、多様化された製品があればQRコードだけでなく生体認証や無線認証などいろいろな技術も出てくると思うので今後の将来に期待したいです。

個人的には脳波読み取って、決済の意思があれば支払ってくれる。なんてのもあったら楽でいいですね。誤作動怖いですが。

PS4ゲームのDetroit: Become HumanではAndroidがそのように決済しているシーンもあるのでそれが人間に応用されたら面白そうです。