Tableauハンズオン受講(前編)
Tableauハンズオンを受講したので、その内容を以下に記載します。
2時間ほどの内容でしたが、記事が長くなるのでまずは説明を受けた内容を記載します。
・Tableau概要
会社概要はシアトルに本社を置くTableau Softwareが提供するBIツールです。
同社は2003年に設立された企業であり、現時点で全世界に80,000社導入実績があります。
なお日本国内では4,000社の実績があります。
この製品はガートナー社というIT調査会社が提供するマジック・クアドラントという4分割表のなかで8年連続リーダ:ゴールドスタンダードを取得している実績もあります。
リーダ=BIツールを引っ張るTier1企業であることを指すそうです。
日経コンピュータのとある記事でも国内満足度1位であるそうです。
BIツールの特徴は、蓄積された大量のデータを可視化して意思決定の手助けをしてくれるツールのことを指します。
具体的には、乱雑な生データなどを処理して有用なグラフ・チャートなどにまとめて
くれます。例えば以下のようなイメージです。
https://www.tableau.com/products/desktop/download から引用
大量のデータはDBに限らずExcleやCSVなども利用できるとのこと。
BIツールを利用すると上記のようにビジュアライズがしっかりとしたレポートを作成してくれます。
・BIとExcelの違い
SIerは大好き(嘘)なExcelですが、BIツールと同じようにこちらもグラフやツールなどを利用することができると思います。
ただ、ある程度経験のある方はわかると思いますがExcelは大量のデータが苦手で1000件以上のデータがあったりすると読み込みだけで多大なストレスが掛かったりします。
また外部データの連動が苦手で、VBAを駆使すれば可能ですがあまり現実的ではないです。
一方でTableauは大量データを扱うのが得意なツールなためパフォーマンスが非常に良いとのこと。
また機能としてハExcel/BIツールでは以下の通り違いがあります。
Excelそもそも表計算ソフトのため大容量の分析・グラフ作成などには向いていません。用途に合った使い分けが重要だと思います。
何でもかんでもBIツールだ!というスタンスではなく、何を目的としているか?から逆算することが大切だと思います。
・従来のBIとセルフBIの違い
TableauはセルフBIと呼ばれ従来のBIの課題をクリアし、
ユーザ自らがデータを扱いほしい情報の集計や分析を行うことができます。
ん・・・?どういうこっちゃ???と思ったのですが、
情報システム部門とマーケティング部門にBIを適用する例で説明すると、
■従来のBI
情報システム部門がすべて管理するので、必要な人が要件を出してすり合わせてレポートを提供する。このすり合わせでイメージと違うものが出来上がる可能性があるなどデメリットがあります。
■セルフBI
情報システム部門は完全にデータの管理のみに徹し、
必要な部門が自分たちでレポートの形式を考えて自由に試せる。
→認識の違いが起きず、またスピード感よく試せる。
・Tableauの特徴
・ドラッグアンドドロップのみで直観的に操作できる
→行・列にデータをドラッグアンドドロップするだけで利用できる。
マウス操作でほとんど完結できるのでライトユーザにとっては非常に便利。
・TableauDesktop HandsOn!
こちらは後日記載します。