会社のWBT受講対策に少し感心した話

先日会社から年2回のWBTを受講するようにというお達しが来ていました。

 

面倒なので先に終わらせておくかと思ってWBTを数ページ受講していると進むボタンが遅いことに気づいた。

「一時的な回線やページ読み込みの問題かな?」と思ってまた数ページ進めるがやはり変わらず遅い。試しにページ遷移後何秒で進むボタンが表示されるか確認するとちょうど20秒だった。

「これは、、、」と思い会社の掲示を見ると「今回から意図的にページ表示を遅くしています。しっかり受講しましょう。」と記載があった。

以前から社内の担当者が実行時間をチェックしているが殆どの人が数十分で終わらせてしまうと嘆いていたので今回対策を取られた形だ。

 

進むボタンがるフレームを右クリックすると、「フレームを検証する。」メニューがあるのでソースコードを見るとjavascriptで以下の記述があった。

 

setTimeout(進むボタン表示機能, 20000) //20秒停止

 

おーこれかーと少し感心。単純だがかなり効果的だと思った。

結局人にちゃんとやってねとお願いしてもどうせやらない人ばかりなのでシステムで対策するほかないのかな。と思う。

 

一応解除ができないかも簡単に調査もした。

デバッグを挟むことで該当ソースコードには到達できたが、秒指定部分が変数ではないので書き換えはできず。

・setTimeoutは返却値として整数値のIDを持っており、clearTimeout() で対象IDのtimeout処理を無効にできる。ただ上記ソースでは返却値をどこにも代入していないので見れなかった。(知識不足ですが、確認方法がありそうな気する。。。)

 

というところまで調べてWBTも終了。結局普段の倍近くかかってしまった。

 

次回同じような対策に備えて解除用のアドオンを試しに作るのも面白いかもしれない。